「いつ結婚するの」は、1892年のポール・ゴーギャンによって制作された油彩作品。約半世紀の間スイスのバーゼル市立美術館に、実業家でコレクターだったルドルフ・シュテヘリンが貸し出していたが、2015年2月にカタール王室のシェイカ・アル・マヤッサに約3億ドルで売却。世界で最も高額に取引された美術の1つである。
ゴーギャンは、1891年に初めてタヒチへ旅行する。目的はプリミティブ・アートに影響を受けたフランス画家たちの疑似作品ではなく、純粋なプリミティブ・アートを創造するための「エデンの園」を見つけるためだった。