07日 7月 2018
ポリエ二・パパペトル(1960年11月21日-2018年4月11日)はオーストラリアの写真家。人間のアイデンティティ、特にサブカルチャーに関わる人物を探求した写真作品で知られている。
代表的な写真シリーズとして、初期から2000年にかけては、エルビス・プレスリーの熱狂的なファン、マリリン・モンローの扮装者、ドラァーグクイーン、プロレスラー、ボディビルダーなどサブカルチャーに関わる人物を被写体にしていた。
2000年以降になると、自身の娘をモデルにルイス・キャロルのベアトリス・ハッチの写真を模倣した作品シリーズが代表だが、子どもを主題とした作品が多くなる。
さまざまなアイデンティティ、表現、子どもを積極的に探求するとともに、背景に印象のある風景、華やかな衣装、マスク・仮面などがよく作品に取り入れられるのも彼女の特徴だ。
作品内の主役となるのは彼女の2人の子ども、オリンピア・ネルソン(1997年生まれ)とソロモン・ネルソン(1999年生まれ)だった。