瀧口修造 / Shuzo Takiguchi
シュルレアリム理論を日本に紹介
概要
生年月日 | 1903年12月7日 |
死没月日 | 1979年7月1日 |
国籍 | 日本 |
活動 | 著述、詩、絵画 |
ムーブメント | シュルレアリスム、近代美術 |
瀧口修造(1903年~1979年)は日本の詩人、画家、美術評論家。富山県出身。慶應義塾大学在学中に西脇順三郎教授および西脇を中心としたグループの影響でシュルレアリスムに関心を抱き始める。
1930年にアンドレ・ブルトンの『超現実主義と絵画』を翻訳刊行。これまで映画の仕事を本業にしていたが、1936年より『みづゑ』を中心に美術批評活動を本格化させ、シュルレアリストのなかでは、特にダリを積極的に日本に紹介し、若手画家に影響をあたえる。
詩人の山中散生とともにフランスのアンドレ・ブルトンやポール・エリュアールらと文通を重ねて、海外からの単なる情報収集ではなく、ヨーロッパのシュルレアリストたちと積極的に交流を深めるようになる。1941年シュルレアリスムと共産主義の関係を疑われ検挙される。
戦後はタケミヤ画廊で新人紹介の個展企画をするほか、自身もデカルコマニーなどの制作を行う。
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