インキー / Inkie
ブリストルで最も重要なグラフィティ・アーティスト
概要
生年月日 | 1969もしくは1970年 |
国籍 | イギリス |
ムーブメント | ストリート・アート、ブリストル・アンダーグラウンド |
公式サイト | https://inkie.bigcartel.com/ |
インキーはロンドンを基盤にして活動する画家、ストリート・アーティスト。ブリストル、クリフトン出身。バンクシー、3D、ニック・ウォーカーとともにブリストルのグラフィティ・シーンを形作った芸術家の1人と評価されている。
インキーは1983年にクライム・インコーポレイテッド・クルー(CIC)で、フェリックスやジョー・ブラウンらとともに働きはじめる。1984年に、映画『ワイルド・スタイル』に影響を受け、フリーハンドでグラフィティを描きはじめ、本格的に活動を開始する。
インキーは1989年にイギリスで最大のグラフィティ一斉摘発「アンダーソン作戦」で逮捕されたアーティストたちの主犯格と当局からみなされている。
インキーはバンクシーとともに1998年、のちにブリストル・センターとなる場所で『Walls of Fire』フェスティバルを企画した。その後、インキーはビデオゲーム業界に入り、セガのクリエイティブ・デザイン部長をなどをつとめ、アクションゲーム『ジェットセットラジオ』の制作に携わっている。
インキーはバンクシーのに関する情報を集めた非公式ファンブック『HOME SWEET HOME』の刊行時のライブ・ペインティングに参加したアーティストの1人だった。インキーはグラフテック・アーティストとしてトレーニングを費やした時間を、クラシック・ミュージシャンのトレーニングにたとえている。
現在、インキーは子どもや大学生にアートやグラフィックデザインを教えている。
■参考文献
・https://en.wikipedia.org/wiki/Inkie 2019年2月5日
・BANKSY'S BRISTOL:HOME SWEET HOME
■画像引用
※1:https://www.widewalls.ch/artist/inkie/ 2019年2月5日