ゲルハルト・リヒター / Gerhard Richter
ドイツ新欧州絵画の開拓者
概要
生年月日 | 1932年2月9日 |
国籍 | ドイツ |
タグ | 絵画、写真 |
スタイル | 新欧州絵画 |
公式サイト | http://www.gerhard-richter.com |
ゲルハルト・リヒター(1932年2月9日-)はドイツの画家。アンゼルム・キーファー、ジグマー・ポルケ、ブラチャ・L・エッティンガーらとともに20世紀後半に登場した新欧州絵画の開拓者の1人とみなされている。
新聞や雑誌の写真を大きくカンバスに描き写し、画面全体をぼかした「フォト・ペインティング」、写真の上に絵具を描く「オーバー・ペインテッド・フォト」など、写真と絵画の意義や境界線を探求するのがリヒター作品の特徴である。ほかにガラスなども表現手段の1つとして利用する。
リヒターは非常に多彩なスタイルで、表現スタイルやコンセプトが一貫していないところから、ピカソやジャン・アルプと同じ系統と見なされている。
2012年10月、リヒターの「アプストラクテス・ビルト」はオークションで生存中のアーティストでは最高値の3400万ドルで落札された。2013年5月には、1968年作品「Domplatz, Mailand」がニューヨークで3700万ドルで落札。2015年2月にはロンドンのサザビーズのイブニングセールで4「アブストラクト・ビルド」が452万ドルで落札された。