アート・バーゼル香港2018
アジア最大の近現代美術の展示販売会
概要
アート・バーゼル香港2018は、2018年3月29日から31日の3日間にわたって香港の香港コンベンション&エキシ ビションセンター(HKCEC)で開催される近現代美術の展示販売会。
2018年に開催されるアート・バーゼル香港では、世界32ヵ国から248のギャラリーが参加。地域密着性をより強くし、アジア・太平洋地域で活動しているギャラリーが半数を占める。来場者に対して地域の多様性を深く掘り下げた鑑賞できるよう心がけている。
アート・バーゼル香港では、すでに評価の定まった近現代美術の巨匠やベテランたちの伝統的な素材を使った作品と、新人の現代美術家による最先端の表現の両方の作品を紹介する。
「ギャラリーズ」「インサイト」「ディスカバリーズ」「キャビネット」「エンカウンターズ」「フィルム」「マガジン」と分けられているが、1つの大きな会場内に区切られているだけなので、移動に時間を費やすことはない。なお、2018年は「キャビネット」「エンカウンターズ」「フィルム」の詳細は現在のところ不明。
ただし、想像以上に広いので、真剣に鑑賞するなら3日間分けてゆっくり見るのがおすすめ。また、入場制限があるため一般のチケット購入には注意が必要だ。開場2時間前には並んでおきたい。香港コンベンション&エキシ ビションセンターは、日本の会場でいえば、国際展示場と非常によく似ている。
日本からは、タカ・イシイギャラリー、カイカイキキギャラリー、小山登美夫ギャラリー、ミヅマアートギャラリー、無人島プロダクション、Nanzuka、Taro Nasu、日動画廊、オオタファインアーツ、SCAI The Bathhouse、シュウゴアーツなどが参加する。
会場内には、さまざまなカフェやレストランなどの飲食スペースや、美術資料や作品集などを購入可能なブックストアも用意されている。
公式サイト:https://www.artbasel.com
アート・バーゼル香港2017ハイライト
部門
「ギャラリーズ」部門では、アート・ワールドの最先端を走る近現代美術の画廊が、20世紀および21世紀に活躍する芸術家たちの絵画、彫刻、ドローイング、インスタレーション、写真、映像、映画、デジタルワークを展示する。2018年の出展者一覧。
「インサイト」部門では、アジアおよび太平洋地域を基盤として活動する画廊に特化した展示を行う。トルコやニュージーランド、中東、インドを代表するアーティストたちが紹介され、個展形式、芸術文脈による作品展示、主題中心の展示などさまざま。2018年の出展者一覧。
「ディスカバリーズ」部門では、今最も期待されている若手現代美術家たちを紹介。各ギャラリーが選ぶアーティストの個展、もしくは二人展形式となる。2018年の出展者一覧。
「マガジン」部門では、世界中のアート書籍やアート雑誌が展示される。編集者や出版社関係者が在籍し、サロンでプレゼンテーションも行う予定だ。2018年の出展者一覧。