【美術解説】茶一「閉ざされた空間内の美女を表現」

茶一 / Chaichi

閉ざされた空間内の美女を表現


モデル:桐生すばる
モデル:桐生すばる

概要


茶一は日本の写真家。薄暗い閉ざされた空間内で女性の美しさを表す作品を制作している。なかでも格子、ブロック、風呂などタイル状になった空間を背景にして撮影された写真は、内面的で非現実的な世界観を生成している。

 

撮影場所の多くは旧家の古い蔵をイメージしたセットに改造した自宅。以前は職業写真家として活動しており、本格的に表現活動を始めたのはここ数年。2016年には2度個展を開催し、自費制作の作品集も刊行している。

 

■おもな展示履歴

・2010「紅唐」(前衛芸術珈琲マッチング・モール)

・2011「ひとめよくらむ」(カフェ百日紅)

・2016「緋色を纏う」(ギャラリー新宿座)

・2016「爪紅恋歌」(寫眞喫茶 アウラ舎)

・2017「ひめごとの匣」(新宿眼科画廊)

 

公式Twitter:gubaidulina1


あわせて読みたい