ニューヨーク・スクール / New York School
1950〜1960年代のNY前衛芸術集団
概要
ニューヨーク・スクールとは1950年代から1960年代にかけてニューヨークで発生した前衛芸術集団。詩人、画家、ミュージシャン、ダンサーなどさまざまな表現で構成されるが、エコール・ド・パリと同じく公式に結成された集団ではない。
シュルレアリスムや前衛芸術から影響を受けた表現が特徴で、戦後ニューヨークで起こった前衛芸術アクションペインティング、抽象表現主義、ジャズ、即興劇、実験音楽らと深い結び付きがある。画家ではジャクソン・ポロック、エレーヌ・デ・クーニング、リー・クラスナー、フランツ・クライン、アーシル・ゴーキー、マーク・ロスコ、ハンス・ホフマン、アドルフ・ゴットリーブ、アン・ライアン、ロバート・マザーウェル、フィリップ・ガストン、クリフォード・スティル、リチャード・パウセット・ダートなどが相当する。
言葉の起源は、ジョン・ケージ、モートン・フェルドマン、アール・ブラウン・クリスチャン・ウォルフなど1950年代の前衛音楽家のサークルにあるといわれている。