村上隆と『Juxtapoz』が企画する特別グループ展がシアトルで開催
2016年8月4日から8月7日まで、シアトルのセンチュリーリンク・フィールドで開催されるシアトルアートフェアの第二版「Pivot Art + Culture」で、村上隆と有名な美術誌『Juxtapoz』が共同で特別展示企画『Juxtapoz ✕ Superflat』を開催する。
23人以上のアーティストの作品が展示されるグループ展で、今最も注目の視覚芸術の芸術たちを、アンダーグラウンドからアートワールドの中心まで幅広く一望するのに役立つ展示になる予定。
村上が以前に企画した「スーパーフラット」や「リトルボーイ」は、1つの空間にファイン・アートとサブカルチャーなど本来ジャンルの異なる表現を意図的にごちゃまぜにするスーパーフラット理論の拡大に貢献した展示だった。今回の展示は、それらの延長のようなものとなるだろう。
Juxtapoz編集長のエヴァン・プリコは「Juxtapozはアンダーグラウンドとして始まった雑誌だが、最近、誌面において現代美術の読者人気が高まっており、今では現代美術、デザイン、ファッション業界における最新表現に出会う重要メディアとなりつつある。そして、雑誌の理念は、「Juxtapoz(並列)」という誌名の通り、“ハイ”と“ロウ”の文化のフラットにすることだ。」と話している。
今回、村上隆が選んだアーティストは、青島千穂、ウルス・フィッシャー、浜名一憲、ジェームス・ジェーン、JH科学、フリードリッヒ・クナス、中村一美、大谷工作室、マーク・ライデン、デイビット・シュリグリー、寺田克也、トイレットペーパー・マガジンによる作品、上田勇児、上野雄次、何翔宇、ZOER&VELVET。
Juxtapoz編集長のエヴァン・プリコが選んだのは、トレントン・ドイル・ヘンコック、トッド・ジェームズ、オースティン・リー、レベッカ・モルガン、エリザベス・ヒギンズ・オコナー、ペイコ・ポーメ、パラ、クリスチャン・レックス・ヴァン・ミラン、エリン・M・リレイ、デヴィン・トロイ・ストラーダー、セージ・ヴァン、ベン・ヴェノム。
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