【美術解説】ジュリア・ペイトン・ジョーンズ「サーペンタン・ギャラリー共同ディレクター」

Julia Peyton-Jones / ジュリア・ペイトン・ジョーンズ

サーペンタン・ギャラリー共同ディレクター


ジュリア・ペイトン・ジョーンズ(1952年2月18日生まれ)は、ロンドンにあるサーペンタン・ギャラリー(Serpentine Gallery)の共同ディレクター。1991年からギャラリーのディレクターとして就任。1998年にギャラリーの大規模な改修プロジェクトを進めた。


2000年より毎年夏に行われるサーペンタン・ギャラリー主催による一流建築家よるパビリオン展『サーペンター・ギャラリー・パビリオン』を発足したことで知られる。最初のパビリオン展はイギリスの女性建築家ザハ・ハディッドが設計を担当。同プロジェクトはこれまでほかに、アイ・ウェイウェイ、ジャン・ヌーヴェル、オスカー・ニーマイヤーが参加している。


●サーペンター・ギャラリー・パビリオン

2000: Zaha Hadid

2001: Daniel Libeskind

2002: Toyo Ito

2003: Oscar Niemeyer

2005: Álvaro Siza and Eduardo Souto de Moura

2006: Rem Koolhaas with Cecil Balmond and Arup

2007 pre-pavilion 'Lilias': Zaha Hadid and Patrik Schumacher 

2007: Olafur Eliasson, Cecil Balmond, and Kjetil Thorsen

2008: Frank Gehry

2009: SANAA

2010: Jean Nouvel

2011: Peter Zumthor

2012: Ai Weiwei and Herzog & de Meuron 

2013: Sou Fujimoto

2014: Smiljan Radic (opened 26 June)


2013年には、ギャラリースペースを拡大。ザハ・ハディッド設計によるサーペンタン・サックラー・ギャラリー(Serpentine Sackler Gallery)をロンドンにオープン。