フェリックス・ゴンザレス・トレス / Felix Gonzalez-Torres
ゲイやエイズ体験を反映したミニマルアート
概要
生年月日 | 1957年11月26日 |
死没月日 | 1996年1月9日 |
国籍 | アメリカ |
ムーブメント | ミニマル・インスタレーション |
フェリックス・ゴンザレス=トレス(1957年11月26日-1996年1月9日)は、キューバ生まれのアメリカの美術家。電球、時計、山積みにした紙片やキャンディーなどを使ったミニマルなインスタレーションや彫刻作品が一般的に知られている。なお、彼の作品はときどき>エイズ体験を反映したものであるとみなされることがある。
キューバのグアマイロで生まれた後、1957年に妹グロリアとともにマドリードの孤児院に預けられ、そこで後にプエルトリコに移動するまで過ごす。1976年にコエギオ・サン・ジョルジェ学校を卒業し、プエルトリコヂア額で美術を学びプエルトリコのアートシーンに積極的に参加して、キャリアを積む。1979年にニューヨークへ移動。
1987年に、コミュニティ教育や文化活動における基本に立って共同作業を行うニコラボーレションアート集団「グループ・マテリアル」に参加。そこから芸術家としてのキャリアを大きく伸ばしていく。このグループは、政治やジェンダーの問題に対する強い関心を持っていた。
1992年の作品「Untitled (Portrait of Marcel Brient)」は、2010年にフィリップス・デゥ・ピュリィ社のオークションで456万2500ドルで落札された。横浜トリエンナーレ2014年に作品を出品。